村上和基(31=東京SC)伊藤洸輝(21=JSS宝塚)組が、開催国枠での東京五輪出場を確実にした。予選で339・00点を出して出場17組で11位。上位12組による午後の決勝に進出した。

4本目を終えて5位につけていた。村上は「かなり前半はいい滑り出しだった」。しかし5本目の41・58点という失敗ジャンプ。一気に順位を10位まで落とした。6本を飛び終えて、11位で決勝に残った。村上は「後半はスコアが伸びなかった」と反省を口にした。

日本はシンクロ種目について開催国枠が1枠ずつある。日本水連は、今大会の出場ペアについて、競技力が著しく劣らなければ、五輪代表に選出する方針。今大会の結果を受けて、選手選考委員会が総合的な判断を行う。村上、伊藤組は決勝に残ったことで、開催国枠を行使することが認められる見通しとなった。