日本水連は20日、飛び込み東京五輪代表に内定した男子高飛び込みの西田玲雄(れお、20=近大)について、参加資格が保留になっていることを発表した。

西田は、6日までの五輪世界最終予選兼W杯東京大会に出場。予選上位18人による準決勝に進出した。国際水連は準決勝進出18人に五輪出場権を付与することを決めていた。この結果に従って、同連盟は12日に西田を代表内定選手として発表した。西田は同大会で予選を18位通過、準決勝は17位だった。

しかし17日に、国際水連から決勝進出の上位12人に出場権を付与した、との連絡を受けた。この時点で西田の出場権は確定せず、保留の状況となった。

日本水連は、国際水連を含む関係団体に対して、これまでの取り決め通りに、準決勝進出の18人に五輪出場権があることを確認していく方針を示した。