男子400メートル個人メドレーで、東京五輪代表の瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が、金メダルに絶対の自信を見せた。4分9秒88で優勝。「平凡なタイムで残念。でも本番で思い描くレースができたら、金メダルは99%とれる。残りの1%をひっくり返されないように。正直、ライバルは自分自身だと思う」。自己ベストは4分6秒09だが「思い描くタイムは4分4秒台。すべてがドンピシャではまれば4分3秒台、世界記録(4分3秒84)も視野にいれて練習したい」。

ポジティブになる出来事もあった。組織委の橋本聖子会長が「中止」「再延期」がない考えを表明した。そのニュースに触れて「橋本さんがそうおっしゃってくれた。選手は開催を信じてやるだけです」と、うれしそうな表情を見せた。