ホーム 東京オリンピック2020 テコンドー ニュース RSS テコンドー山田美諭、準決勝リオ銅のウォンパタナッキに敗れ3位決定戦へ [2021年7月24日16時24分] テコンドー代表の山田美諭(19年3月30日撮影) <東京オリンピック(五輪):テコンドー>◇24日◇女子49キロ級◇準決勝◇千葉・幕張メッセ 山田美諭(27=城北信用金庫)が準決勝でパニパク・ウォンパタナッキ(タイ)に12-34で敗れ3位決定戦に回ることになった。ウォンパタナッキは16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの優勝候補。大会前は「タイの選手に勝たないとメダルは取れないと分かっている。常にイメージして、練習も取り組み、試合の分析をしている」と話していた。愛知県瀬戸市生まれ。実家は空手道場で、中学1年生からテコンドーを始めた。磨いてきた左足のコンビネーションは世界でも十分、通用した。テコンドーは00年シドニー大会から五輪種目となった。日本人ではシドニー五輪女子67キロ級で銅メダルを獲得した岡本依子氏(49)以来、日本勢2人目となるメダルになる。16年リオデジャネイロ五輪の最終選考会では右膝の靱帯(じんたい)を断裂。「自分が出る」と自信はあっただけに喪失感も大きかった。「やめよう」と思ったことがあったが、周囲の支えもあり、競技を続行し、復帰には1年がかかった。たどり着いた東京五輪へ向けて、3月からは女子57キロ級代表の浜田真由(27=ミキハウス)と共同生活。味の素ナショナルトレーニングセンターで長期合宿を敢行しながら、2人で過ごす時間を共有し、精神的にも支え合ってきた。初めて出場した五輪の大舞台で輝きを放っ