日本テニス協会は24日、出場枠の再配分が行われたため、ダニエル太郎(28=エイブル)が、男子シングルスで、東京オリンピック(五輪)の代表権を獲得したと発表した。

同日付で、国際連盟から同協会に通達があった。ダニエルは、14日の世界ランキングでは104位と代表圏外だった。しかし、圏内から欠場選手などが出たため、本戦出場権を得られる世界ランキングのカットラインが繰り下がったとみられる。ダニエルは、出場すれば、16年リオデジャネイロ五輪に続き、2大会連続2度目の出場。16年リオ五輪は3回戦に進んでいた。東京五輪の日本男子で出場権を得たのは、西岡良仁(25)、錦織圭(31)に次いで3人目となる。