東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの延期決定から一夜明けた25日、東京五輪出場を目指す北海道内関連の関係者が心境を明かした。

6月に予定していた北海道内の聖火リレーもお預けとなった。聖火ランナーに決まっていたバスケットボールBリーグ・レバンガ北海道の折茂武彦(49)は「再び参加できる日を心待ちにしながら、その日まで体力をしっかりと維持できるようにやっていきたい」とコメントした。

五輪メダリストの聖火ランナーは選手にエールを送った。14年ソチ五輪スノーボード銀メダル竹内智香(36=広島ガス)は「ネガティブに捉えず前を向くしかない」。00年シドニー五輪競泳銅メダル田中雅美さん(41)はツイッターで「あきらめず自身に挑戦して欲しい」と発信した。

聖火リレーコースとなっていた、帯広市のばんえい競馬の広報担当者は「イベントも企画をしていたがしょうがない。来年に挑戦できるならやりたい」と話した。