6組15人による最終聖火ランナーで最初に登場したのは柔道男子60キロの野村忠宏さんと、レスリング女子55キロ級の吉田沙保里さんのオリンピック(五輪)3大会連続金メダルペアだった。

2人は昨年3月に宮城県で行われた聖火到着式で聖火を受け取った。「思いが詰まった聖火。ギリシャから届いた後、回ってきた全国の人々の思いを国立までつなげて良かった」と吉田さんは感慨深げだった。