バレーボール男子代表主将の石川祐希(25=ミラノ)が17日、オンライン会見で東京オリンピック(五輪)についての海外選手の反応を語った。

石川が挑戦する世界最高峰リーグのイタリア1部セリエAでは、各国の代表選手がしのぎを削っている。自国開催で行われる五輪について新型コロナウイルスの影響で状況が刻々と変化する中で「いろんな話をしたんですけど、海外の選手もアスリートなのでオリンピックはやりたいなと言ってました」。それでも自身もコロナに感染しただけに影響は身をもって感じているからこそ「社会あってのスポーツなので、人々の健康が最優先になるべき。それがクリアになれば僕もオリンピックに出て恩返ししたい」と述べた。

新主将として臨む初の国際大会「ネーションズリーグ(=VNL、今月28日イタリア・リミニで開幕)」に向け、石川は「オリンピックで最低は予選突破しなければいけない。このVNLで予選突破できるのは合計8チームなので、8チームには残るのは絶対条件」と意気込んでいた。【平山連】