1次リーグの上位4チームによる決勝トーナメント準決勝が行われ、日本は東京オリンピック(五輪)1次リーグ同組のブラジルに1-3で屈し、25日の3位決定戦に回った。

日本は第1セット、ブラジルの強力なサーブに崩されて15-25で失い、第2セットは石川(東レ)、古賀(NEC)の攻撃で食い下がったが23-25で落とした。第3セットは終盤に島村(NEC)が連続得点して31-29で取り返したが、第4セットは16-25で奪われた。

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日本の見せ場は第3セットだった。マッチポイントを握られたところから追い付き、ジュースでは島村、石川が踏ん張る。1次リーグではストレートで完敗した相手からセットを奪取した。石川と並ぶチーム最多18得点の古賀は「サーブで崩すことができて、攻撃チャンスをたくさんつくれた」と振り返った。

格上相手に奮闘したことは好材料だが、手放しでは喜べない。奪った第3セットでは序盤の7点リードをすぐに追い付かれた。第4セットは5-0のリードを生かせずに落とした。第1セットでは8連続失点があった。リズムを失うと立て直すのに時間がかかり、一気に流れを持っていかれる課題もうかがえる。

3位決定戦が東京五輪前の最後の公式戦だ。「チーム全員で勝ちにいきたい」と古賀。ベンチワークも含め、チーム全体で悪い流れを早期に止める策を見つけて終わりたい。(共同)