重量挙げ女子55キロ級の八木かなえ(28=ALSOK)が3大会連続の五輪出場を決めた。15日に日本ウエイトリフティング協会が東京五輪の開催国枠での女子3選手を発表し、選考基準を満たした。

オンラインで会見に臨んだ八木は「苦しい時ありましたが、皆さんの支えでここまでこれました。1キロでも良い記録を出して、1つでも良い順位を狙って頑張りたい」と抱負を述べた。

12年ロンドン大会は10位、16年リオデジャネイロ大会は6位と順位を上げてきた。だが、リオ後の階級制度変更により、53キロ級がなくなり、軽くするか重くするか、悩む日々を送ってきた。最終的には55キロ級を選んだ。19年世界選手権では13位。「前回は53キロでしたが、今回は55キロに変更になり、レベルが上がり、厳しい戦いになりますが、自分の目標をしっかり達成したい。いまできることを精いっぱい頑張りたい」と見据えた。