レスリングのアジア最終予選に出場する日本代表が、隔離措置を受ける可能性が浮上した。

開催国のキルギスが25日から、新型コロナウイルスの感染拡大が続く日本、中国、韓国、イランからの入国者を、14日間隔離する措置を開始したため。大会は3月27~29日に行われるため、日本協会は選手の例外措置などの確認を、在キルギス日本大使館を通じて行っている。

西口茂樹強化本部長は「どうなっても対応できるように準備を進めています」と説明した。隔離された場合の練習環境なども不透明だという。日本は五輪出場枠を獲得していない階級に出場し、女子50キロ級で元世界女王の須崎、男子フリースタイル86キロ級の高谷らが参戦。2位以内に入れば、五輪代表に決まる。