ロッテ愛好家へ 交流戦連覇2005、06年といえば…バレンタイン監督インタを復刻
2005年から始まったセ・パ交流戦。初開催から2年連続で制したのは、ボビー・バレンタイン監督が率いた千葉ロッテマリーンズでした。「育成」と「勝利」。現代にも通じるチームマネジメントとは。(2006年6月23日掲載。所属、年齢などは当時)
プロ野球
「2006日本生命セ・パ交流戦」で2連覇を達成したロッテ。次なる目標は、パ・リーグ制覇、そして連続日本一だ。昨季は西岡、今江らが急成長し、31年ぶり日本一に貢献したが、今季も2年目の大松ら若手の活躍が目立つ。「育てながら勝つ」を実践し、快進撃を続けるボビー・バレンタイン監督(56)にインタビューし、今日23日から再開されるリーグ戦を前に“ボビー・マジック”の根幹を聞いた。
◆ボビー・バレンタイン 1950年5月13日、米コネティカット州生まれ。65年ドジャースに内野手として入団。メジャー10年で通算打率2割6分、12本塁打、157打点。85年途中から35歳の若さでレンジャーズ監督に就任し、92年まで指揮。95年はロッテ監督として2位も解任され、96年途中~02年、メッツ監督。00年はワールドシリーズに進出し、ヤンキースに1勝4敗で敗れた。04~09年、ロッテで2度目の監督を務め、05年に日本シリーズ、アジアシリーズを制覇。戦力をフル活用する用兵は「ボビー・マジック」と呼ばれた。12年はレッドソックスで指揮を執った。
■マジック肝は若手の底上げ
―「育てながら勝つ」は難しいと思いますが
バレンタイン監督 いかに観察することが大事か、につながると思います。よく知るためによく見る。要するにただ記録を見て、この人は何歳か、ということだけで判断するのは間違い。本当にその人はどれだけの野球年齢(才能、能力)を持っているか、知る必要がある。そこから、最高のチームをつくりあげるということにつなげなければいけないです。
―若手育成でポイントにしている点は
バレンタイン監督 成長の過程で必要なのはマイナーで技術を磨くということだが、日本ではあまり整備されていないのが問題。若手が試合に出て力を高めることができないでいる。特に高校、大学を出たばかりの選手。だが、ウチの2軍のスタッフは選手が入団した時から、それぞれの持ち味を出して、成長していけるようプログラムを組んで準備している。実戦で学ばせることが重要。2軍レベルで、1球団にもう1チームは絶対に必要で、そうすれば若い選手が力を示してアピールできる。
