【球界セカンドキャリア~コロナ前〈4〉】ジュニアコーチに力点 楽天が描く人材育成
球界のセカンドキャリアを追った中型連載を再掲します。6年ひと昔。新型コロナウイルスの感染拡大を経た今、もう1度追いかけ、比較してみたいテーマです。(2016年5月28日掲載。所属、年齢などは当時)
プロ野球
理念を反映 学びの場
現役を引退した選手に対し、球団が提供するセカンドキャリアの幅が広がりつつある。
楽天は今年、昨季限りで引退した元楽天の3選手ら5人を、球団が経営するベースボールスクールのジュニアコーチに迎え入れた。
これまで球団スタッフとしての「第2の野球人生」といえば、打撃投手、ブルペン捕手、スコアラー、スカウトなどが一般的だった。楽天の取り組みを紹介する。
ジュニアコーチ経由のキャリア開発が、創設12年目を迎えた楽天で定着し始めている。ベースボールスクールで小中学生を教えながら、時には球団職員として営業の現場へ。
社会経験を積む中で人間力を蓄えた元ジュニアコーチたちは、さまざまな現場で活躍を続けている。
2軍では柳沢バッテリーコーチがポスト嶋の育成に尽力し、チーム統括本部では、益田育成部部長が戦力の底上げに奔走。有銘氏は、BCリーグ信濃の派遣投手コーチとなった。
一連の取り組みは、三木谷浩史オーナー(51)の理念に基づいている。
