投げる時の合言葉「手の甲で頭ポンポン」/父さん母さんの指導講座〈1〉【投手編】
わが子に野球を教えたいんだけど…お父さん、お母さん。安心してください。各ポジションの専門家が、分かりやすくアドバイスします。第1回は投手編。(2016年5月3日掲載。所属、年齢などは当時)
その他野球
「父さん母さんの指導講座」です。第1回の投手編は、楽天永井怜ジュニアコーチ(31)に聞きました。投手というよりは投げることの基本を初心者の子どもにどう教えたらいいのか? 上達の秘訣(ひけつ)は「手の甲で頭ポンポン」です。連載を読んで、子どもたちと一緒に野球を楽しんでください。
★5つのポイント
初心者の子どもに野球を教える時、最も大切なのは野球を好きになってもらうことです。だから最初は「体を大きく使おう」というアドバイスぐらいで、好きなようにやらせて、いっぱい褒めてあげてください。
野球に興味を持ってもらうことで、その後の上達が早くなります。楽天のスクールでも、初心者クラスの子どもたちには「ダメ」という話は一切しません。最初はそれでいいと思います。
?握り方技術を教える時、まず最初に話をするのはボールの握り方です。右利きならば、ボールの縫い目の「つ」に合わせて握ってみてください。
そうすると、縫い目に人さし指と中指の両方がかかると思います。左利きならば逆に「C」に合わせて握ってください。
指の中で一番長いのは中指です。ここがしっかり縫い目にかかるようにすることで、ボールに力が伝わるようになります。手の小さな子どもの場合は、3本指で握ってもいいです。
?立ち方しっかり握れるようになったら、次は立ち方です。「軸足」という言葉を覚えてもらいます。
右投げだったら右足になります。ここの内側を、投げる方向に向けて立つように教えます。その際、胸を投げる方向に向けてしまってはダメです。体は爪先の方向に向けておいてください。
そして、左足を上げた時にグラグラしないよう、軸足の母指球(親指の付け根)に力を入れて立てると理想的です。
?ステップ次に踏み出す足の位置ですが、投げる方向に踏み出してください。小さな子の場合、左右にぶれてしまうことが多いのですが、軸足の靴の幅に収めるといいでしょう。
