【中学野球の場合】「やったもん勝ち」予防策…怪しい言動には「イエローカード」

連載6回は中学年代の実情を紹介します。中学硬式野球のボーイズリーグで今春に全国制覇した京葉ボーイズ(千葉)の関口勝己監督(54)は完全否定派。その理由と現状を語ってもらったいました。(2019年5月15日掲載)

その他野球

★子どもがかわいそう

高校と同じように、中学球界でもサイン盗みの行為は存在している。

関口監督 中学でも、二塁に走者がいたら、そういうことはあります。一塁、三塁コーチが口で球種を言うとか。全部ではないですが、ありますね。

◆関口勝己(せきぐち・かつみ)1965年(昭40)4月13日、栃木県足利市生まれ。小山では甲子園出場なし。明大2年から遊撃レギュラー。故・島岡吉郎監督の最後の教え子。NTT関東(現NTT東日本)では日本代表にも選出。NTT東日本コーチを経て、11年に京葉ボーイズ総監督。15年から監督。全国大会優勝2度、準優勝1度。今月、156チームが参加した関東大会も優勝。

シニアリーグと並ぶ中学硬式の最大勢力であるボーイズリーグ。レギュラーの大半は、有力高校に推薦で進学する。今春センバツのベンチ入りを調べると、ボーイズ出身は187人、シニアは153人。

2団体だけで全体の約6割を占め、強豪私立では割合がはね上がる。多くの選手は中学1年のクラブ入団の時点で「甲子園」へと続く道を歩み始めている。

関口監督はアマ球界のトップを経験してきた。現役時代はサイン盗みと思われる行為も普通に目にしてきた。それでも今は、かなり強く、選手にマナーの重要性を訴えている。