【ステイバックの鬼】松井秀喜が語る松井秀喜 巨人&エンゼルス時代を徹底比較 

連続写真でフォーム分析する「解体新書」。今回のレジェンド編は、巨人やメジャーで活躍し、日米通算507本塁打を放った松井秀喜氏が登場します。日本からメジャーに移籍後「動く速球」に対応するため、どのようにアジャストしたのか。確率を上げる一方で、ボールにパワーを伝えるためには何が必要なのか。球界を代表するホームラン打者が、自らの打撃技術について語りました。貴重です!(2016年12月27日掲載)

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■根本は同じ 意識の変化が動作に反映

巨人時代の01年とエンゼルス時代の10年ですか。かなり懐かしい写真ですね。

2つを比べると、構えた時のグリップの位置が、メジャーの方が少し高いよね(巨人?、米国①)。

いろんな時期を経て、最終的にこうなったんだろうけどね。相手投手によって少しアプローチが違うし、どこのコースを打ちにいってるかによっても違うから、写真だけで判断するのは難しい。

ただ、⑥と⑦の間になるけど、ポイントは体に近くなっていると思う。多少、そういう形に変えました。(巨人時代の)前さばきから意識を変えましたからね。

巨人の時は、ほぼライト方向への引っ張りでした。体(重心)の位置はほぼ一緒なんだろうけど、バットがボールに当たるまでの距離は、日本の方が多少は遠いと思います。

?は右腕が比較的伸びてますが、⑤は曲がってますし、ポイントももっと中(体の近く)に入っていると思います。写真のコマの問題もあるとは思いますけど、(ボールを)中に入れようとする意識かもしれないですね。

引っ張り意識が強いから、日本時代の方が、?から?で見られるように、開きが早くなりやすいのもあるかもしれないね。