巨人萩尾匡也は純なナイスガイ 浅野のプロ1号と慶応の甲子園優勝などなど、赤裸々に
巨人ドラフト2位ルーキーの萩尾匡也外野手(22)が、着実にファームで結果を残しています。8月末時点で、イースタン・リーグで打率2割8分5厘、4本塁打、32打点。1軍でプロ初本塁打を放ったドラフト1位の浅野翔吾外野手(18)ら同期の活躍も刺激に、バットを振り続けました。9月2日に1軍に再昇格を決めた直前、甲子園を制した慶応(神奈川)・清原勝児内野手(2年)ら慶応ナインとの接点なども語ってくれました。
プロ野球
「ホープに聞く」連載一覧
日本ハム清宮幸太郎選手から始まった連載「ホープに聞く」。2026年のWBC候補を念頭に、これからの飛躍が期待される野球人に、一問一答形式のインタビューを行っています。今後も公開していく予定。どうぞよろしくお願いいたします。
◆萩尾匡也(はぎお・まさや)2000年(平12)12月28日、熊本県大津町生まれ。10歳から室小軟式野球部で野球を始める。文徳高では1年春から4番。3年時は主将で「九州最強スラッガー」と呼ばれた。高校通算46本塁打。慶大では2年春にリーグ戦にデビューし、3年春からレギュラー。4年春は5本塁打、17打点の2冠。4年秋は打率4割、4本塁打、17打点で3冠王に輝いた。22年ドラフト2位で巨人に入団。23年5月28日の阪神戦(甲子園)で「7番中堅」でプロ初出場、初スタメン。8回に才木からプロ初安打となる左前打を放った。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。血液型B。今季推定年俸1200万円。
87キロ 開幕前から2キロ増
―今のテーマは
萩尾コンディショニングを意識しながら、アップからバッティングまでやっています。二岡(2軍)監督とも話をしながら、調子が思うようでない日に、どのようにベストを出せるかを意識して取り組んでいます。
―春から成長してる部分
萩尾1つ体で言えば、体重を増やしながら、1年を戦えているのは大きいです。
今年は、体重を88キロに増やすという目標がありました。今は87キロぐらいになっています。85キロだった開幕前から2キロぐらい上がり、パワーだけでなく、逆に足のスピードも上がった。そこは成長かなと思います。
―同じルーキーの浅野が8月18日広島戦でプロ初本塁打
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