【契約更改2023全文・楽天堀内謙伍】「同期の村林がああやって…」/730万円

契約更改。プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、年俸を決め、サインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第5回は楽天堀内謙伍捕手(26)です。

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「契約更改2023」一覧

◆堀内謙伍(ほりうち・けんご)1997年(平9)4月15日、静岡県生まれ。中学時代は投手。静岡高で捕手転向し、1年秋から主力捕手。2年夏から3季連続で甲子園出場。15年ドラフト4位で楽天入団。18年5月13日オリックス戦でプロ初出場。19年にはチーム最多の52試合で捕手先発出場。今季は3試合の出場で2打数1安打。通算95試合出場、0本塁打、15打点、打率1割5分5厘。174センチ、82キロ。右投げ左打ち。推定年俸730万円→730万円。

「来年につながる1年」

――球団からどのような話があったか

1年間けがなく、いつでも、1軍のキャッチャー陣がけがだったり、体調不良を起こした時に、いつでも準備できる状態を1年間続けてくれたっていうのを評価してもらいました。

――8年目はどんなシーズンだったか

1軍で3試合しか出れなかったんですけど、ほとんどの期間、ファームにいたんですけど、いろんなことを学べたっていうか、三木監督だったり、2軍の人たちにいろんなことを教えてもらって。

1軍ではなかなか試合に出られなかったですけど、その分、ファームでいろんなことを学べたので、来年につながる1年になったんじゃないかなっていうふうに思ってます。

――炭谷が退団し、来季は若い捕手にもチャンスがあると思うが

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