楽天・渡辺翔太の「成功メソッド」大谷翔平との夢へ…道筋が見えている/連載〈42〉
楽天渡辺翔太投手(23)はルーキーイヤーからフル稼働しました。今季51試合に登板し、8勝3敗、25ホールド、1セーブ、防御率2・40という好成績を収めました。高校ではバドミントン部入部を希望していたという右腕は、中継ぎ陣の欠かせない戦力として台頭。今季を振り返り、大谷愛、守護神への意欲などを聞きました。
プロ野球
「ホープに聞く」連載一覧
日本ハム清宮幸太郎選手から始まった連載「ホープに聞く」。2026年のWBC候補を念頭に、これからの飛躍が期待される野球人に、一問一答形式のインタビューを行っています。今後も公開していく予定。どうぞよろしくお願いいたします。
◆渡辺翔太(わたなべ・しょうた)2000年(平12)10月29日生まれ、福岡・北九州市出身。中学時代は八幡東ボーイズ所属。北九州では2年秋からエース。九産大では福岡6大学リーグで19連勝するなど通算20勝2敗、防御率2・00。22年ドラフト3位で楽天入り。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1000万円。
「バドミントン部に入りたい」
――1年目から好成績を残しました
渡辺翔めちゃめちゃ上出来だと思います。
――これだけ活躍できると思っていましたか
渡辺翔入団した時はとにかくプロ初登板を目標にやってきました。初登板の目標を達成でき、そこからどんどん目標を変えていったという1年間で、本当に高い目標を目指してやってこられた1年かなって思います。
――どんなイメージで投げていましたか
渡辺翔打たれてもとにかく0で帰ってくる、流れを引き留めるピッチングを心がけてやってきました。最終的に勝ちパターンまで行った時には、とにかく逆転されないようにと思ってましたし、とにかく(守護神の松井)裕樹さんにつなぐっていうイメージでずっと投げてました。
――これまでの野球人生は順調でしたか
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