【契約更改2023全文・ソフトバンク風間球打】「早く試したい」/1,000万円

契約更改。プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、来季の年俸にサインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第13回はソフトバンク風間球打投手(20)。

プロ野球

「契約更改2023」一覧

◆風間球打(かざま・きゅうた)2003年(平15)10月11日生まれ、山梨県甲州市出身。野球は奥野田小1年で始め、3年から投手。塩山中時代は笛吹ボーイズでプレー。ノースアジア大明桜では1年春からベンチ入り。3年夏の秋田大会準々決勝の秋田戦で、最速157キロをマークし、そのまま優勝。1回戦の帯広農(北北海道)戦で2失点完投し、32年ぶりの甲子園勝利に貢献。2回戦で明徳義塾(高知)に敗れた。21年ドラフト1位でソフトバンクに入団し背番号1。家族は両親と長男球道(きゅうどう)さん、次男球星(きゅうせい)さん、四男球志良(きゅうしろう)さん。184センチ、92キロ。右投げ左打ち。

「すごく悔しい1年」

――契約更改を終え、サインはしたか

はい。80万円ダウンでサインをしました。

――21年ドラフト1位で入団。今季を振り返って

昨年と同様にケガをしてしまって、1年間投げられない日々があった。すごく悔しい1年だったというのは球団側にも話をしました。今年気づいたことや分かったこともあるので、来年に向けて生かしていきたいです。

――現在の体の状態は

特に問題ないです。ケアをして、いい状態で常に投げられるようにやっていきたいと思っています。

――投球フォームも試行錯誤していた

本文残り52% (594文字/1135文字)