【新庄監督との契り】初エスコン吉田輝星「歓声がもらえるようなピッチングを極めて」

日本ハム吉田輝星投手(22)が、黒木優太投手(29)とのトレードでオリックスに移籍することが決まりました。秋季キャンプ中の11月11日にエスコンフィールで行われた紅白戦で、紅組の2番手として登板。改良中のシュートで奈良間のバットをへし折るなど、1イニングを3者凡退に抑えました。堂々の投げっぷりに、新庄剛志監督(51)も「来年、一気にドーンと伸びる選手の1人」と期待。今季は1軍3試合の登板に終わった吉田選手も「ドーンといきます。今年の分も」と誓いました。試合後のインタビュー、ノーカット版です。

プロ野球

◆吉田輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日、秋田県潟上市生まれ。小3から天王ヴィクトリーズで野球を始める。金足農では1年夏からベンチ入り。3年夏は、秋田大会から甲子園準決勝まで10試合連続完投勝ち。決勝では大阪桐蔭に敗れたが、金農旋風を巻き起こした。大会通算62奪三振は歴代6位。U18アジア選手権日本代表。18年ドラフト1位で日本ハムに入団。4年目の昨季は、主に中継ぎとして51試合に登板し2勝3敗5ホールド、防御率4・26。今季は1軍3試合の登板で、0勝0敗、防御率9・00。プロ通算64試合で3勝9敗、防御率6・23。175センチ、83キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1600万円。

「シュートを試せたので」

――改良に取り組むシュートのできは

いやぁ良かったですね。良かったですけど、あれはでき過ぎですけど、一番いいパターンはあれかなと。

――奈良間のバットを折った

振ってきてくれるし、左のカットボールを気持ち良く振りにきてくれて、ファウルになるのが一番いいかなと。

――3人で抑えられた

久しぶりの実戦で、体が動きすぎてコントロールはバラバラでしたけど、シュートを試せたので良かった。

あと、今日はフォークがちょっとダメだったんで。左の外の真っすぐが、あんまり良くなかったんで。いつでも投げられるように修正して、来季を迎えられるようにしたい。

――エスコンフィールド初のマウンド

良かったですよ。

――最初から右バッターの時にシュートを投げるつもりだった

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