【契約更改2023全文・中日根尾昂】「早い段階で1勝が目標です」/1,600万円

プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、来季の年俸にサインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第18回は中日根尾昂投手(23)。

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「契約更改2023」一覧

◆根尾昂(ねお・あきら)2000年(平12)4月19日、岐阜県生まれ。小2から古川西クラブで野球を始め、古川中では飛騨高山ボーイズに所属。大阪桐蔭では1年夏からベンチ入りし、2年春、3年春夏で優勝。4球団強豪の末、18年ドラフト1位で中日に入団。3歳から始めたスキーでは、中学2年時にアルペンスキー回転で日本一となり、世界大会にも出場した。内外野をこなし、22年途中から投手に登録を変更。22年は野手として49試合に出場し打率2割、本塁打なし、4打点。投手として25試合に登板し勝敗なし。今季は2試合に先発し、勝敗なしも防御率0・71。177センチ、84キロ。右投げ左打ち。

「そこに割り込んでいって」

――サインは

はい。

――増減は

ダウンで1600万円です。

――球団から話は

今年はなかなか投げられず、後半から少しずつ投げて。来季はスタートからしっかり準備していって欲しいと伝えられました。

――根尾選手からは

シーズン中も2軍で投げていて、悔しい思いをしながら投手としてできること、経験はできました。来年はローテーションを狙って、12球団で盤石で随一の投手陣がいるので、そこに割り込んでいって、まず1勝を目標にやりたいと伝えました。

――2軍では23試合、1軍で2試合投げた

シーズン当初は中継ぎで投げていました。先発投手として2軍でずっと投げていた感覚はないです。

5月くらいから先発で投げ始めても、中10日だったり、体がもっとできてくる必要があると思いながら投げていました。

ケガせずに1年投げられたのは収穫です。間を詰めて投げていけるように、フェニックスリーグからやっているので、引き続き取り組んでいきたいです。

来季は投球が1年を通して、波が少なくできるようにしっかり練習したいです。

――2軍で9試合先発した後に、1軍では9月18日に本拠地で初先発した。声援も多かった

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