【契約更改2023全文・中日田中幹也】「リハビリは年内までには」/655万円

プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、来季の年俸にサインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第19回は中日田中幹也内野手(22)。

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「契約更改2023」一覧

◆田中幹也(たなか・みきや)2000年(平12)11月28日生まれ、神奈川県出身。東海大菅生(東京)2年夏は西東京大会決勝で清宮幸太郎(現日本ハム)の早実を撃破。甲子園ではベスト4に進んだ。亜大では1年春から正二塁手を獲得。東都のライバル中大の森下翔太(現阪神)とともに日米大学野球の日本代表に選ばれた。22年ドラフト6位で中日入団。166センチ、68キロ。右投げ右打ち。

「本当に悔しいなっていう思い」

――初めての契約更改

ちょっと下がりました。

――オープン戦まで順調だったが3月に右肩を手術

本当に悔しいなっていう思いが一番にきていた。来年はその悔しさをグラウンドで果たせるように頑張りたいです。

――リハビリから順調

そうですね。ケガの具合は結構順調に来ています。実戦的な守備はまだできていませんが、来年の春キャンプにはもうそれができている状態にはなってると思います。すごく順調な方だと思います。

――打撃やゴロ捕球は問題なし

そこは10割です。

――リハビリ中のテレビ観戦などで、プラスになったのは

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