【契約更改2023全文・中日涌井秀章】「まだまだ全然できる」/1億円
プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、来季の年俸にサインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第26回は中日涌井秀章投手(37)。
プロ野球
◆涌井秀章(わくい・ひであき)1986年(昭61)6月21日生まれ、千葉県松戸市出身。横浜から04年ドラフト1巡目で西武入団。13年オフにFAでロッテ移籍。19年オフに金銭トレードで楽天入団。最多勝利4度(07、09、15、20年)沢村賞(09年)ゴールデングラブ賞4度(09、10、15、16年)。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。16年にモデルの押切もえと結婚。22年オフにトレードで中日に移籍。今季は21試合に登板し、5勝13敗、防御率3・97。185センチ、85キロ。右投げ右打ち。
――サインは
しました。
――増減は
特に変化はない。お金の話はなしで。
――中日に移籍して1年間ローテを守った
もう少しできたな、という気持ちが一番強い。
――勝ち星に恵まれなかった
それもある。13敗ですかね。これだけ負けがついていることに、自分自身で物足りないと。
――投球内容に差が
いい内容といっても負けている。先発投手はチームに勝ちをつけてなんぼ。いい投球をしたからと言って、チームが勝てなかったのは全部反省すること。来年以降変えていきたい。
――若手に声をかけ雰囲気づくりをした
そういうつもりはなくて、最初に投手陣が歓迎会をやってくれた。すぐに溶け込むことができた。野手の底上げも、投手の底上げも大事。声をかけつつ。雰囲気作りは、そこまで考えていなかった。そう見られていたのなら良かった。
――お立ち台は
基本はふざけてしまう。本拠地でのお立ち台は2回しかなかった。もっと本拠地でもお立ち台に立って、その日に活躍した選手、まだ隠している部分があるので、いじって盛り上げていければ。
――球団からの要望は
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