【契約更改2023全文・ロッテ石川慎吾】「食いしばっていました」/2,800万円

プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、来季の年俸にサインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第30回はロッテ石川慎吾外野手(30)。

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「契約更改2023」一覧

◆石川慎吾(いしかわ・しんご)1993年(平5)4月27日生まれ。大阪府出身。東大阪大柏原3年夏に同校初の甲子園出場。11年ドラフト3位で日本ハム入団。16年11月、大田、公文とのトレードで吉川とともに巨人移籍。23年7月に小沼とのトレードでロッテに移籍。今季は44試合で打率3割4分8厘、2本塁打、10打点。通算成績は409試合、打率2割4分3厘、16本塁打、72打点。178センチ、80キロ。右投げ右打ち。推定年俸1800万→2800万円。

「周りの人が自分以上に」

――サインした?

はいしました。

――どれくらい年俸アップ?

なんでアップ前提なんですか? もうご想像にお任せします。本当にしっかりとしたというか、うれしい、僕としてはうれしい評価をしていただきました。うれしい言葉かけをしてもらいました。

――今季を振り返って

何が起こるか分からない、人生って…っていうところを一番感じたし、周りの人が自分以上に喜んでくれる、喜んでくれるのもすごく伝わったので、その、本当に真摯に野球に向き合って、本当に良かったなという風に思います。

「1軍に飢えていたので」

――勝負どころで何で打つことができた?

正直、ジャイアンツにいる時と技術的なことは何一つ変えていないんですけど、トレードで来た初日ですよね。

もともと、多分、登録する予定は多分なかったんだと思うんですよ。詳しいことは分からないですけど。で、岡さんがちょっと腰の状態があんまり良くなくて、そういうタイミングで、じゃあ慎吾登録しようかという感じになったと思う。

トレードで来た初日に、どういう形であれ、1軍に飢えていたので、ジャイアンツにいる時は。で、そこで必要だと言ってもらえたことに対して、自分もその言葉に応えたいというのはすごく思っていたし、意気に感じました。

――覚悟を持って臨んだシーズンで結果を残した

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