【契約更改2023全文・オリックス宇田川優希】「肉とタマネギを」/4,800万円
プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、来季の年俸にサインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第35回はオリックス宇田川優希投手(25)。
プロ野球
◆宇田川優希(うだがわ・ゆうき)1998年(平10)11月10日、埼玉県生まれ。八潮南、仙台大を経て、20年育成ドラフト3位でオリックス入団。22年7月に支配下選手登録。同8月3日西武戦でプロ初登板し、9月8日同戦でプロ初勝利を記録した。今季は自己最多46試合に登板し、4勝0敗2セーブ20ホールド、防御率1・77。184センチ、92キロ。右投げ右打ち。
【テレビ局による会見】
――サインは
しました。
――金額は
来年は4800です。
――評価は
前半苦しんだ部分があったけど、後半しっかり投げてくれたと。それで評価していただきました。
――自身から要望は
していないです。
――今季を振り返って
大変な時期が多かったんですが、リーグ優勝して日本一にはなれなかったんですけど、いい経験になりました。
――印象に残ったことは
リーグ優勝した試合で同級生でリレーができたことはうれしかったですし、印象に残っています。
――背番号が変わる(96から14に)
いい番号なんで、それに見合う投手になりたいなと思います。
――自身へのご褒美は
特にまだ考えていないです。
――高い買い物は
今年はそんなにしてないですね。
ホールド数はチームトップで
――チームはV旅行の中で不参加。何をしていたのか
ここで練習していました。
――行かなかった理由は練習したかったからか
そんな感じです(笑い)。
――オフの取り組みは
今年は後半から状態が上がった感じなんで。来年は頭からいい状態で投げられるようにいろいろ取り組みたいです。
――オフの楽しみは
そういうのはあんまないんですけど、友達の結婚式とか。いろんな人に会えるので。
――自主トレは
舞洲で自分のことをやろうかなと思っています。特に誰とやるかは決まっていないんですけど、ウエートとかランニングとか、最近はボールも投げ始めているので、トレーナーさんと一緒にやったり。
――来季に向けて
さっきもお話がありましたけど、途中で抜けて欲しくない、ずっと1軍で投げて欲しいと言われたので、1軍で完走して、ホールド数はチームトップでいきたいと思っています。
【ペン記者による囲み取材】
――早めの仕上げを
今年はWBCとかあって、それに合わせてボールとかも変わりますので、そこで手こずったところもありますけど。来年のキャンプからは頭からいい状態でいけるように、今そういうふうに考えてやってます。
――体重は気をつけて
日本シリーズ終わってから、体とか気にしながらトレーニングをしてたので、今はちょうどいいぐらいなので、それをキープできたらいいかなと思ってます。
――何キロ?
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