【藤浪晋太郎×森友哉】春夏連覇バッテリーがユルくもマジメに語った大阪桐蔭のリアル

熱~く、ゆる~くバッテリートーク! 12年に大阪桐蔭で甲子園春夏連覇を成し遂げた藤浪晋太郎投手(29=オリオールズFA)とオリックス森友哉捕手(28)が日刊スポーツの新春対談で母校について、語り合いました。プロ野球界を席巻する大阪桐蔭OBの横のつながりは? 高校野球界の横綱となった母校野球部をどう見ているのか…本音トークを展開しました。

プロ野球

◆藤浪晋太郎(ふじなみ・しんたろう)1994年(平6)4月12日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭3年時に甲子園で春夏制覇を達成。12年ドラフト1位で阪神入団。1年目の13年にセ・リーグでは67年江夏(阪神)以来の高卒新人2ケタ勝利となる10勝。15年最多奪三振。17年にはWBCにも出場。日本通算189試合、57勝54敗、防御率3・41。23年アスレチックスへ移籍し、7月にはオリオールズへと移った。23年は64試合登板、7勝8敗、防御率7・18。

◆森友哉(もり・ともや)1995年(平7)8月8日生まれ、大阪府出身。大阪桐蔭では甲子園に春夏合わせ4度出場し、2年時に春夏連覇。13年ドラフト1位で西武入り。19年には打率3割2分9厘で首位打者となり、MVPを受賞した。23年オリックスへFA移籍。メジャーへ移籍した吉田正尚に代わる左の主砲として、3連覇の立役者となった。通算1036試合、1022安打、120本塁打、513打点、打率2割8分9厘。170センチ、85キロ。右投げ左打ち。

「群れはしないんですけどね」

――プロ野球界でも大阪桐蔭の絆はある

藤浪そうですね。でも群れはしないんですけどね。OB会とかないですし。別に、集まったりとかも。球場で会ったら先輩にあいさつに行くぐらいで。

――会ったら昔の仲に戻るというか

藤浪まあ、そんな感じです。

◆藤浪と森大阪桐蔭で藤浪が高校3年時、森が2年時の12年に甲子園で春夏連覇を達成。1年違いでともに高卒ドラフト1位で入団した。1軍公式戦で対戦したのは過去2度。18年6月3日の西武―阪神戦で藤浪が先発した際は、代打で登場した森に四球。22年6月2日の阪神―西武戦では、藤浪が8回に中継ぎで登板し、森に二塁打を浴びた。オープン戦などで試合前に顔を合わせると談笑する姿もよく見られた。

――確かに、あまり「群れている」イメージはない

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