【契約更改2023全文・オリックス頓宮裕真】「ダブルに変えて…」/8,800万円

プロ野球選手は毎年シーズンを終えると球団と交渉し、来季の年俸にサインします。シーズンを振り返り、来季への抱負を語りながら、時には知られざる思いや葛藤を見せることもあります。選手の言葉から23年シーズンを振り返ります。第42回はオリックス頓宮裕真捕手(27)。

プロ野球

◆頓宮裕真(とんぐう・ゆうま)1996年(平8)11月17日生まれ、岡山県出身。岡山理大付から亜大を経て、18年ドラフト2位でオリックス入団。5年目の23年は打率3割7厘で首位打者を獲得。通算280試合、230安打、37本塁打、112打点、打率2割6分4厘。182センチ、103キロ。右投げ右打ち。

「はい、ダブルです」

【テレビ局による会見】

――サインは

しました。

――金額は

8800万円で。

――評価は

よく頑張ってくれたと言っていただきました。

――どういった部分を

全体的に、はい。

――球団への要望は

京セラドームのトイレのトイレットペーパーをダブルに変えてくれと。

――プレーにつながる?

つながってきます。

――ずっとダブル

はい、ダブルです。

――3連覇を達成した

初めてこんなに長く出られたので。最後、けがをしてしまいましたけど、来年(24年)は開幕スタメンで出られるように頑張りたいと思います。

――印象的な場面は

初めてサヨナラを打ったのはうれしかったです。

――日本シリーズ第7戦で本塁打

あの打席も自分のスイングをしようと思って、いい感覚では打てました。

「僕がいじっても」

――(23年の)良かった部分は

全体的にライト前が増えたので、詰まってライト前とか。去年があまりなかったので、そこがいい方向にいったと思います。

――森からは

おめでとう、と言ってくれました。

――腕時計をプレゼントされた

まさかくれると思っていなかったので、めっちゃうれしかったです。

――森の存在は

まあ、いじってくれるし、僕がいじっても全然対応してくれるんで、いい先輩というか来てくれて本当に感謝しています。

――どういうイジり?

しようもないことです。

――優勝旅行は

なかなか家族で海とか行けないですし、シーズン中は。海とか行けたんでいい時間でした。

――自分にプレゼントは

時計を買おうと思っていたんで、今は何もないです。

――家族には

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