【@宜野座】阪神森下翔太が語る2年目キャンプ 岡田監督が嘆いた打撃も言及/連載2

阪神の春季キャンプが沖縄で開催中です。ルーキーイヤーの昨年に、勝負強さを発揮した森下翔太外野手(23)が報道陣の取材に対応。飛躍の2年目に向けて、決意を明かしました。

プロ野球

◆森下翔太(もりした・しょうた)2000年(平12)8月14日生まれ、横浜市出身。東海大相模では1年夏からベンチ入り。甲子園は3年春4強。高校通算57本塁打。中大ではDeNA牧の2学年後輩にあたり、1年春に全試合出場でベストナイン。1、4年時に大学日本代表に選ばれた。4年春に2度目のベストナイン。大学通算9本塁打。22年ドラフト1位で阪神入団。5月20日広島戦(甲子園)ではスコア1―0のサヨナラ安打。日本シリーズでは新人記録の7打点を記録し、優秀選手賞を獲得。プロ1年目は94試合で333打数79安打で打率2割3分7厘、10本塁打、41打点。昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップ2023に侍ジャパンの一員として出場。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸3800万円。

ミエセス(左)の髪を触る森下翔太=2024年2月2日

ミエセス(左)の髪を触る森下翔太=2024年2月2日

「3割近く打てる」

【テレビ囲み】

――オフはどんなところを重点的に

バッティングでいえば、しっかり振り切って、なおかつ最短距離でなるべくロスのないように無駄のないバッティングをするというところで、打撃面だけでなく守備走塁もしっかり取り組んできました。

指は中指、薬指で持つような形にして、今までは小指に結構力が入ってましたけど、小指よりもこの2本を重点的に持つようにして、あとはしっかり上からコンタクトしていくっていうのを意識してます。

――用意したバット3本の使い分けは

短いバットは片手だったり、あとは体をしっかり使えるようにして、長く重いバットは持ってから、普通のバットに戻したときの感覚の違いとかいろいろあると思うので、感覚を大切にしてやっています。

――練習の選択肢は

一番は自主トレ中に教えてもらった方にいろいろ指導してもらって、バッティングだけじゃなくて座学だったり勉強の部分もすごくできたのでそういうところから取り入れてますね。

――今取り組んでいることが順調に行った場合、どんな成績に

コンタクト率を特に上げようとしているので、理想の形でいければ、(打率)3割近く打てると思ってますし、

今シーズンできるってわけではなくて、長い目で見て、自分は毎年、キャリアハイを残せるような選手になりたいなと思っているので、積み重ねが大事かなと思います。

――始まったばかりだが打球の角度は

ホームランをバッティング練習だったら、ある程度パワーのある選手は打てると思うんですけど、

そこよりも自分はしっかりバッティング練習というところに練習でできることもあると思うので、そこにこだわって。

試合になれば、やっぱりホームランも打ちたいですし、ヒットも狙うので、ある程度考えずに対ピッチャーってところでやるんですけど、

バッティング練習は対自分としてしっかり取り組みたいなと思います。

――キャンプの1カ月を通して

オープン戦とか紅白戦もあるので、そういう実戦の時には結果を残せるように、がんばっていきたいなと思っています。

森下は赤星臨時コーチ(右)が見守る中、ダッシュする=2024年2月3日

森下は赤星臨時コーチ(右)が見守る中、ダッシュする=2024年2月3日

「近本さんはトップクラス」

――守備に関してはどんなところを

打球までの追い方だったり、捕球する時の姿勢だったりがまだまだなので、そういうところを一から見つめ直して技術的にアップしたいなと思います。

――近本選手に質問は

本文残り66% (2607文字/3966文字)