【@生目の杜】ソフト山川穂高が語る打撃の仕上げ方 全スイング本塁打を打つためには

ソフトバンクの春季キャンプが宮崎・生目の杜運動公園で行われています。FAで加入した山川穂高内野手(32)が3日に移籍後初のフリー打撃を行うなど順調に調整中。昨季は女性問題による不祥事が発覚し、17試合の出場だけ。新天地で長距離砲ならではの打撃に対する考え方をたっぷりと語りました。

プロ野球

◆山川穂高(やまかわ・ほたか) 1991年(平3)11月23日生まれ、沖縄県出身。中部商―富士大を経て、13年ドラフト2位で西武入団。18年は全143試合で4番を務め、47本塁打で初タイトルとMVPを獲得。19年にも本塁打王、22年は本塁打と打点の2冠に輝いた。今春の第5回WBCでは大谷翔平らと栗山ジャパンの世界一に貢献した。書道八段の特技も。昨季は17試合で59打数15安打で打率2割5分4厘、0本塁打、5打点。23年オフにFA権を行使し、ソフトバンク入り。176センチ、103キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸3億年。

ランチ特打を行う山川穂高=2024年2月4日

ランチ特打を行う山川穂高=2024年2月4日

「ずっと本塁打を狙って…」

――初の屋外フリー打撃

しっかり打てたと思うのでよかったと思います。

――感触は

しっかり自分のスイングができたと思います。

左投手が投げている時は右方向に意識して強い打球が打てましたし、

反対側(右投手)にいってからは、ずっと本塁打を狙っていました。

両方ともよかったのかなと思います。

――テーマを持ちながら

もともと左投手から打つ時は、センターやや右に低い当たりを打つことを意識しています。

そこの感覚は良かったです。

細かいことを言えば普段打っている打撃投手と違いますので、そこはどうかなと思いましたけど、しっかりコンタクトできました。

笑顔でサイン会を行う山川=2024年2月2日

笑顔でサイン会を行う山川=2024年2月2日

「多くの人の前で」

――ソフトバンクファンの前でフリー打撃

非常に楽しかったです。

――柵越えのたびに歓声が起こった

すごくうれしく思います。

久しぶりにこういう多くの人の前でできるので。

そこは楽しかったですし、引き続きしっかり応援してもらえるように頑張りたいなと思います。

――歓声に乗せられたか

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