【@戸田】ヤクルト長谷川宙輝「元々の特徴がうまく発揮できてなかった」/連載9

ヤクルトの2軍キャンプは埼玉・戸田でスタートしました。第2クールからは宮崎・西都に移動。ソフトバンクから移籍5年目となる左腕、長谷川宙輝投手(25)に今季に懸ける思いなどを聞きました。

プロ野球

◆長谷川宙輝(はせがわ・ひろき)1998年(平10)8月23日、東京都生まれ。中学時代は軟式野球部。聖徳学園では1年夏からベンチ入りも、甲子園出場なし。16年育成ドラフト2位でソフトバンク入団。19年オフに自由契約となり、支配下選手としてヤクルトに移籍。20年6月19日中日戦でプロ初登板。20年オフに背番号を90から53に変更した。176センチ、86キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸750万円。

■「やっぱり真っすぐが基準」

――ブルペン入ったのは2日が初めて

はい。1日は入ってないです。

――球数は何球ぐらい

今日は80球です。もともと100球投げるつもりで今日練習してきたんで、でもチームで、最初のクールは80球までっていうことで決まってたんで。

――上限まで

そうですね。今日はもう真っすぐだけで、しっかり体のバランスであったり、タイミングだったりっていうのは、やっぱり真っすぐが基準になってくると思うんで、今日はそこを中心的に投げました。

――キャンプのテーマは

■「福岡の久留米です」

やっぱり、しっかり投げ続けられるっていうことと、あとはゾーン内にしっかり投げ込むっていう。

まだバッターが立っていないんで、どういう反応してくるかっていうのもわからないんで、まずはゾーンにしっかり投げるっていうことを練習して、1カ月やっていきたいと思います。

――韓国SSTCの動作解析を受けていた

僕は去年の8月に1度見てもらって、その後、鹿児島の鹿屋市で動作解析を行って、その結果をもとに1月練習したり、あとはいつもお世話になってるトレーナーさんのところに行って、投球フォームをしっかり作ってもらうっていうところをやってました。

――それはどこで

福岡の久留米です。

――動作解析の結果わかった改善点は

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