【@生目の杜】フライト準備OK!若鷹ドラ1前田悠伍が語る「期待」「愛称」「同僚」

ソフトバンクのドラフト1位前田悠伍投手(18=大阪桐蔭)が春季キャンプで素材の良さをアピールしています。2月15日には初めてブルペン入り。将来のエース候補が始まったばかりのプロ生活や自身のニックネームなどについて語りました。

プロ野球

◆ 前田悠伍(まえだ・ゆうご)2005年(平17)8月4日生まれ、滋賀・長浜市出身。小学6年時にオリックスジュニア選出。高月中では湖北ボーイズに所属。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。22年秋の神宮大会では大会初の連覇に貢献した。甲子園は春夏3度出場し、22年春優勝、同年夏8強、23年春4強。昨年9月には高校日本代表の一員として、U18W杯に出場し、世界一に貢献。同10月にドラフト1位でソフトバンクに指名され入団。180センチ、80キロ。左投げ左打ち。

ブルペンで小久保裕紀監督(左)が見守る前で投げ込むソフトバンク前田悠伍=2024年2月18日

ブルペンで小久保裕紀監督(左)が見守る前で投げ込むソフトバンク前田悠伍=2024年2月18日

「緊張感がある中で」

――初ブルペン(2月15日)を終えて

最後に投げたのが高校の12月末だったので、2カ月ちょっと間が空いてたんですけど、

いい感覚で投げられたと思うので、最初にしてはよかったと思います。

――意識した部分は

今日は体のバランスと球のキレを意識して投げてました。

――捕手を立たせて20球。どんな真っすぐをイメージしたか

球が垂れることなく伸びた真っすぐを意識して投げてました。

――フォームも意識して

しっかり立つっていうことを意識して、そこから前に突っ込まないというところをフォームの中では考えながらやっていたので。

そこはしっかり出来たんじゃないかなと思ってます。

――小久保監督も見た

初めて自分のピッチングを見ていただいた機会が今日だったので、すごく楽しかったというか、

緊張感がある中でしっかり自分のボールが投げられたのでよかったんじゃないかなと思います。

――声掛けは

特にはかけられてないですね。

プロ初ブルペンを終えて倉野信次投手チーフコーチ兼投手ヘッドコーディネーター(右)と投球データを見るソフトバンク前田悠伍=2024年2月15日

プロ初ブルペンを終えて倉野信次投手チーフコーチ兼投手ヘッドコーディネーター(右)と投球データを見るソフトバンク前田悠伍=2024年2月15日

「自分の歩幅が何歩か」

――終了後に倉野コーチと会話したが

まずは自分の歩幅が何歩かを知るっていうことと、調子が悪くなった時に歩幅を見て調子が良かった時の歩幅と何が違うのかをしっかり見ていこうという話をしていました。

――第4クールまでの手応えは

ケガなくやれていることが第一でありますし、

技術的なところも少しずつ段階が上がっていって立ち投げというところまで来ているので、

このまま順調に上がっていければいいなと思います。

――ブルペン入りがこの時期になったこと

倉野コーチやいろんな方と話をして、焦らずじっくりということを意識してやってたので。

高校の時もこの時期はガツガツは投げてなかったので、別に高校の時とあまり変わりないかなと思います。

――倉野コーチと取り組んでいること

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