【単独インタビュー】「小さく強く」―ソフト板東湧梧が明かした開幕ローテ入りの秘策

ソフトバンク板東湧梧投手(28)が日刊スポーツの単独インタビューに応じ、先発で1年間のフル回転を誓いました。今季は有原航平投手(31)、和田毅投手(42)の開幕ローテーション入りが内定。3月のオープン戦からは残り4枠をかけた先発争いが本格的に始まります。球界屈指のイケメン右腕は、持ち球であるカットボールを同僚の守護神を参考とした「オスナカット」に改良。新球を武器に規定投球回の到達も目標に掲げました。

プロ野球

◆板東湧梧(ばんどう・ゆうご)1995年(平7)12月27日生まれ、徳島県出身。小2から「投手兼遊撃手」として野球を始める。鳴門(徳島)3年時に春夏甲子園出場。JR東日本では17年日本選手権、18年都市対抗に出場。18年ドラフト4位で入団。20年7月14日オリックス戦でプロ初登板。昨季は30試合登板で5勝4敗、1ホールド、防御率3・04。182センチ、76キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸4000万円。

「すごい投手ではない」

――宮崎春季キャンプ中は開幕ローテ入りを意識している

もちろん。自分のポジションを勝ち取らないといけない立場。

もし勝ち取れなかったらとか考えたら、いろんなことが出てくるので、あんまり考えてないです。

僕自身、自分のいいモノが出せたら、おのずとそこは見えてくると思っています。

――先発争いのライバルはモイネロ、東浜、石川らと実績十分な投手

周りと比べれば自分はすごい投手ではない。

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