【新庄監督お墨付き】日本ハム田宮裕涼「ゆあビ～ム」☺絵文字をつけるか、つけないか
飛躍が期待される日本ハム田宮裕涼捕手(23)に、高卒6年目となる今季への意気込みを聞きました。昨年は公式戦残り11試合で1軍昇格。10試合出場で2本塁打、9打点と打撃で強烈なインパクトを残し、今春キャンプは初の1軍スタートとなりました。打撃と強肩でアピールする中、正捕手争いは熾烈(しれつ)。開幕マスクへの思い、ライバルについて、オフの過ごし方、さらに「ゆあビーム」の名付け親は…。
プロ野球
｢ホープに聞く｣連載一覧
日本ハム清宮幸太郎選手から始まった連載「ホープに聞く」。2026年のWBC候補を念頭に、これからの飛躍が期待される野球人に、一問一答形式のインタビューを行っています。今後も公開していく予定。どうぞよろしくお願いいたします。
◆田宮裕涼(たみや・ゆあ)2000年(平12)6月13日、千葉・山武市生まれ。成田から18年ドラフト6位で日本ハム入り。20年9月27日オリックス戦(京セラドーム大阪)でプロ初出場、初安打。23年9月25日楽天戦(エスコンフィールド)でプロ初本塁打、初打点をマーク。通算31試合出場、打率2割2分8厘、2本塁打、9打点。175センチ、79キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸700万円。
｢お世辞ではないです｣
――2月12日韓国サムスン戦(赤間)ではワンバウンド投球を捕球してから盗塁刺。どうしたら、あんなことできるんですか?
田宮どうしたらできる…(笑い)。いや、どうしたらっていうか、僕はワンバンだったんで、止める感じでいっちゃって。
で、「ランナー走っている」っていうのが聞こえていたんで、ワンバンを捕って、ランナーを見て投げただけなんですけど。
…ああいう時って結構焦りやすいんですけど、焦らずに自分はしっかり捕って、しっかり投げたんで、ちょうどいい送球ができたかなと。ワンバンで刺したのは、今までで初めてですね。
――キャンプ序盤の紅白戦でも盗塁阻止を連発したように、肩には自信がある
田宮そうですね。肩は入団した時から自信はあるので、もうちょっと自信を持ってやっていきたいなと思っています。
――ルーキー進藤選手も強肩でアピール中
田宮いや、ほんとに、いや、そうっすね。僕も「いい送球する」「肩強い」って言われますけど、全然もう進藤の方がワンランク上の肩を持っていますね。
――お世辞ではない
田宮お世辞ではないです。本当です。
――自身の強肩と比較して
田宮僕はやっぱ、強く振って投げているんですけど、進藤の場合はもう地肩が強すぎるんで。なんか軽くピューンって投げているんですけど、ピョーン(と送球が伸びる)みたいな感じに見えます。
――素質型の進藤選手と努力型の田宮選手という感じ
田宮いや、努力型(笑い)とはちょっと違うんですけど、なんか球の質が違います。
僕は(腕を強く振って送球を)伸ばしていく感じ。進藤はもう(軽く)ビョーンって(投げて)そのままズドーンって感じだと思います。僕とはちょっと違うスローイングをするので。
｢ひらがな表記ですし｣
――田宮選手は「ゆあビーム」。進藤選手はキャノン系?
田宮はい、そうですね。キャノン、バズーカ…そうっすね。まあ、そんな感じっすね。威力が。
――新庄監督は田宮選手のスローイング名が「ゆあビーム」と知って「なんか、かわいいね(笑い)。たみちゃんには合っているかな。ゆあビームに絵文字も付けてね」と言っていた。絵文字、付けたいですか
田宮いや、ハハッ(笑い)。絵文字ですか。
――付けたい絵文字は
田宮いや、絵文字って難しいっすね。ビームの絵文字か…。
――「にっこりマーク」みたいなものがあってもいいんじゃないか、と
田宮はい…そうっすね、絵文字…(笑い)。ちょっと絵文字…。
――ただ、新聞紙面で絵文字を使えるのか、こちらも確認しないといけないのですが…
田宮いや、そうっすよね。全然別に、絵文字までは大丈夫ですよ。
――本当に、いいんですか? 新庄監督も、かわいくてイメージ的にもいいねと話していましたけど
田宮ま、そうっすね。でもまあ、下の名前(ゆあ)が入っているビームなんで、それでかわいいかなと。ひらがな表記ですし。
――ちなみに「ゆあビーム」って、どなたが命名したんでしょうか
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