【LAタイムズ名コラムニスト】大谷翔平、MJ、パッキャオ、ロナウジーニョ/連載1

大谷翔平を追い続ける今季、地元の有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」のコラムニストとして健筆を振るうディラン・ヘルナンデス記者(43)が助っ人として特別寄稿してくれることになりました。日本人の母を持つ米国生まれの同記者は、リベラルかつ辛口の論評が人気で、英語、日本語、スペイン語を操るトリリンガルの敏腕記者として活躍中です。大谷、山本由伸が移籍し、注目が集まるドジャースの裏側、米国社会の実情など、多岐にわたって記者コラム「Hot&Spicy」として伝えてくれます。

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◆ディラン・ヘルナンデス(日本名=渡辺修)1980年7月7日、米カリフォルニア州ロサンゼルス生まれ。父はエルサルバドル、母は新潟県見附市出身の日本人。UCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)では歴史学を専攻。「ボストン・グローブ紙」などでのインターンを経て、卒業後の02年「サンノゼ・マーキュリー紙」に入社。07年から「LAタイムズ」のドジャース担当を務め、16年からコラムニスト。家族は、妻と1女1男。

■同じ州内だが

同じカリフォルニア州内だが、エンゼルスからドジャースへ移籍したことで、大谷翔平の注目度、人気はさらにアップした。なぜ、米国では「外国人」の大谷が、ここまで愛されるのか。

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