【日本ハム山崎福也】560日ぶり「さちとら」…寅威さんはやっぱりいいなぁ/連載5

日本ハム山崎福也投手(31)が、本拠地開幕戦となった4月2日の楽天戦(エスコンフィールド)で移籍後初先発しました。オリックス時代からのチームメート、伏見寅威捕手(33)とバッテリーを組んで6回 1/3 を6安打3失点(自責2)。先発としての役割を果たしながら、打線の援護に恵まれず、今季初黒星となりました。試合後は560日ぶりに復活した「さちとらバッテリー」への思いや自身の投球について語りました。ノーカット版でお届けします。

プロ野球

山崎福也(やまさき・さちや)1992年(平4)9月9日生まれ、埼玉県出身。中学3年時に脳腫瘍の手術を北大病院で受け、生存率10%未満と言われながら回復。日大三3年春のセンバツで準優勝し、打者としては大会最多タイ13安打をマークした。明大では通算20勝。14年ドラフト1位でオリックス入団。23年はキャリアハイの11勝でリーグ3連覇に貢献し、シーズン終了後に国内FA権を行使して日本ハムへ移籍。昨季までプロ通算176試合に登板し、39勝45敗、防御率3・85。父は元巨人、日本ハム捕手の章弘氏。188センチ、95キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸は6000万円。

■「やっぱり勝ちたかった」

――移籍後初登板

やっぱり勝ちたかったですけどね。申し訳ない気持ちもありますし。7回の失点が僕の中では痛かったですね。

――移籍後初登板で独特の緊張感も

セレモニーの時から味わったことないような雰囲気もありましたし。でも本当にあのようなマウンドで投げれてうれしい気持ちもありましたし、幸せだなっていう感じもありましたね。

――「さちとら」という応援グッズ持ってるファンもいっぱいいた。改めて伏見捕手とコンビを組んでいかがだったでしょうか?

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