【日本ハム上原健太】10,000字突破!福也との明大ラインから愛妻まで/連載26
プロ9年目で初めて開幕ローテーションに入った日本ハム上原健太投手(30)のインタビューです。4月7日西武戦(エスコンフィールド)で5回6安打5失点KOされ、現在は2軍で再調整中ですが、シーズンは始まったばかり。昨秋に結婚した妻への思いや、一から仕上げ直して再びチャンスをつかもうとする左腕の胸の内に迫りました。
野球
◆上原健太(うえはら・けんた)1994年(平6)3月29日生まれ、沖縄・うるま市出身。広陵(広島)では2年夏に甲子園出場も出番はなかった。明大ではリーグ通算12勝8敗。15年ドラフト1位で日本ハムに入団し、2年目にプロ初勝利。昨季、8年目で初の100イニング超えの101回 1/3 を投げ、キャリアハイに並ぶ4勝を挙げる。通算成績は投手で97試合(先発58)に登板し14勝24敗、防御率3・91、打者では14打数3安打(1本塁打)1打点(4月7日の登板後時点)。191センチ、95キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸は4000万円。
――開幕から2試合に登板。結果は出なかったが、ここからが大事。どういったことを修正したい
去年の後半からちょっとタイミングが合わない傾向が何か出ていたので、それが今、もろに出ちゃっているというか。そこはメカニック的な問題にもなると思うので、そのへんはしっかりやっていかないといけないかなと思います。本当にコントロールに直結する部分なので。
――去年は悪い時でも調整して試合中に戻せていた
そうですね。そんな感じです。フォームのバランスがおかしいからリリースポイントがおかしいと思うんですけど。(4月7日は)ここ最近でもコンディションは良くて、メンタル的にもすごいいい状態で試合に臨めたのは間違いないんですけど、ぼくも結構あれ? って感じでしたし、この内容だったら次はないし、次なんて言ってられないなっていう感じだったんで。
より1日でも早く修正して、またアピールして、一からチャンスをもらえるところまでやっていかないといけないので、のんびりしている暇はないし、ひたすら野球に取り組んでいきたいなと思います。
――オープン戦の時もバランスのずれはあった
あったのはあったんですけど、これほどじゃないというか、それをちょっと嫌がりすぎているところもある、表現がちょっと難しいんですけど、タイミングが合わないことを嫌がって、無理矢理投げているような感じで余計に合わなくなって。
投球フォームも去年と比べておかしいし、見ていておかしいですし、投げていてもおかしいですし。何か例年春先にすごい弱いんですけど、同じ事を繰り返しているとはいえ、投球フォームが悪いってなるとよっぽど悪いなっていう感じなので、ちょっと考えながらやらなきゃいけないかなと思いますね。
――バランスを良くするために特別に取り組むことは
フォームを見直すことだったりとかにはなるんですけど、対バッター。試合に入った時に突然おかしくなるので。
修正するには対バッターに投げる必要があるのかなという風に思っているので、そこはコーチとも相談しながら、そこら辺をどう修正していくか考えて、それこそ、いいフォームが身につくまで、ひたすら特訓するしかないのかなと思います。
――去年の終盤からローテに入り、つかんだことは
まずは気持ちの部分じゃないですかね。一番大きいのは。何か投球が変わったっていうよりは、気持ちの部分が一番なんじゃないかなと思うんですけど。
――どういった気持ち
立場的にやっぱりちゃんと抑えなきゃいけない、結果を出さなきゃいけないっていう、多分もちろんみんなそう思ってやってると思うんですけど、完璧に抑えなきゃいけないっていう、見栄えよくきれいにってことは、打たれちゃいけないっていう、何かそういう思考がずっとあって。
だからヒットも打たれたくないし、もちろん点を取られたくないし、だから厳しいところに投げなきゃいけないっていう、そもそもコントロールがないピッチャーが、その、四隅に、そのピンポイントを狙って、投げようとしてたので。
もちろん難しいところで、それはもうざっくりストライクゾーンに、打たれていいって(新庄監督に)言われたんで、じゃあストライクゾーンに投げとけば。投げとけばじゃないですけど、ストライクゾーンにこう、アバウトで、要所要所でしっかりこう投げきれればいいんだっていう。
よりシンプルに、何て言うんすかね、なったっていうところがかなり大きいのかなっていう風に思います。
――新庄監督に「ストライク投げようよ」っていうを声かけられて、思いっきりストライクゾーンに投げられるようになった部分も
まずはスタートはやっぱそこですね。ストライクゾーンでフォアボールを減らす、ファーボール出さないっていう。
まずはそこからだったんですけど。一番は、打たれた試合で、はい、オッケーって言われたところが、やっぱ一番大きいんじゃないかなと思いますね。
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