【巨人堀田賢慎】広島小園への1球が潮目「空振り取れ反応も良かった」/連載〈55〉

巨人堀田賢慎投手(22)が着実に1軍で存在感を示しています。右肘手術や育成契約も経験した19年ドラフト1位の最速157キロ右腕。5年目となった今季は開幕から1軍に名を連ね、先発、中継ぎと幅広く役割を全うしています。新たに磨いた球種、原点回帰したプレート位置。結果につなげるべく、模索した豪腕に迫りました。

プロ野球

◆堀田賢慎(ほった・けんしん)2001年(平13)5月21日、岩手・花巻市生まれ。花巻シニアから青森山田に進学。甲子園出場はなし。19年ドラフト1位で巨人入団。20年4月に右肘靱帯(じんたい)再建術を受け、オフに育成契約を結んだ。22年3月に支配下復帰し、同年3月31日ヤクルト戦でプロ初勝利。186センチ、88キロ。右投げ右打ち。

「とにかく1軍にいるぞ」

――開幕から1軍で先発、中継ぎと経験した

今シーズンは自分がどこで投げるかにこだわらず、とにかく1軍にいるぞとの気持ちで入りました。いろんな役割をやらせてもらい、いい経験をさせてもらっています。

その中でも先発を任され、勝ち星が付き、先発の良さを感じています。あらためて結果を出したいと思いました。

――直球が140キロ台中盤でも打者を押している

正直、球場のスピードガンはあてにしていないんです。トラックマンの数字と違う時もあるので。

試合で大切にしているのは打者を押し込めている感覚。変化球でタイミングを崩したり、とにかく打者をどうすれば打ち取るのかを考えながらマウンドに立ってます。

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