【日本ハム郡司裕也】僕が偉そうなこと言ったら「うえから郡司」で/連載〈58〉
プロ5年目、日本ハム郡司裕也捕手(26)のインタビューです。今季は本職ではない三塁のレギュラーに定着し、勝負強い打撃で好調なチームのキーマンになってます。2月のキャンプ時は一塁、三塁、左翼、捕手と複数ポジションに挑戦しながら出場機会をうかがい、開幕2カ月ですでにオールスターのファン投票で三塁手のトップに立つなど認知度もアップ。今の心境や今後のシーズンへの意気込みなど、たっぷりと聞きました。
プロ野球
「ホープに聞く」連載一覧
日本ハム清宮幸太郎選手から始まった連載「ホープに聞く」。2026年のWBC候補を念頭に、これからの飛躍が期待される野球人に、一問一答形式のインタビューを行っています。今後も公開していく予定。どうぞよろしくお願いいたします。
◆郡司裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年(平9)12月27日、千葉県生まれ。仙台育英、慶大を経て19年ドラフト4位で中日入団。昨年6月にトレードで日本ハム移籍。今季は開幕3戦目に「5番三塁」で初スタメン出場し、5月終了時点で5本塁打を放っている。中日での通算成績は73試合に出場し、打率2割、0本塁打、7打点。昨季日本ハム移籍後は55試合に出場し、プロ初本塁打を含む3本塁打。得点圏打率3割5分3厘の勝負強さで19打点を挙げた。180センチ、89キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸1800万円。
――2月のキャンプ時は、ポジションはどこででも試合に出たいみたいな状況でしたが、今の立場は想像してましたか
全く想像してなかったですし、サードで出たいっていうよりは、その、試合に出たいが強かったんで。
レギュラーどこでもいいから取りたいな、っていう選択肢の1つでサードだったんですけど、まさかここまで試合に出られると思ってなかったんで。はい。
いろいろこの1年は本当に激動の1年になってるなと。去年の今頃なんて、ドラゴンズのファームでくすぶってましたから、ここまで来られたことに驚いてますね。はい。
――最初は、谷内コーチの家族のネーム入りグラブを使っていた。自前のグラブは
ミズノに頼んでいたのが5月31日に届きました。まだキャッチボールしかしてないですけど。
――水野選手のモデルを大きめにしたと
そうっす。
――色が意味ありげです。あるアニメに出てきそうな
え? なんすか。
――鬼滅の…
ははは。たしかに市松模様。
――なぜこの色に
緑が好きなだけで、こだわりなく適当に頼みました。
――勝手に「鬼滅グラブ」とか名付けても
あ、もう炭治郎でもなんでも、はい、水の呼吸でもなんでも。
――使った感覚は
まだ分からんす、正直。
――しばらくは試合では谷内コーチ家族の刺しゅう入りグラブのお世話に
そうですね。谷内さんの家族を背負って(笑い)。
――メンタルもサードっぽくなってきた
いや、もう本当に。最初、オープン戦とかは、もうちょっと弾いたりエラーしたりしても「使ってる方が悪いだろう」みたいな(笑い)ぐらいの気持ちでやってましたけど、なんかここまで使ってもらってる以上は、そんなことも、もうさすがに言ってられないなって。しっかり練習しないとなって感じです。
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