【楽天・太田光】コンビ組むのはあの夏で最後のはずが…10年後、東北で再び/連載6
阪神甲子園球場が24年8月1日、開場100周年を迎えます。野球人にとって、聖地はどのような舞台だったのでしょうか。「8・1甲子園100周年~甲子園と野球と私~」と題して、聖地にゆかりのある12球団の選手、関係者に12回連載で語ってもらいました。6回目は楽天太田光捕手(27)。
プロ野球
◆太田光(おおた・ひかる)1996年(平8)10月14日生まれ、岡山県倉敷市出身。広陵、大商大を経て18年ドラフト2位で楽天入団。19年6月7日中日戦(ナゴヤドーム)で公式戦初出場。昨季は104試合に出場し打率2割4分3厘、3本塁打、14打点。178センチ、76キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸4800万円。
バッテリーを組むのはあの夏で最後のはずが…。
楽天太田は14年夏、名門・広陵(広島)の主将として甲子園の土を踏んだ。8月13日の1回戦第4試合で三重と対戦。4番としては6打数無安打、リードでも勝利に導けなかった。「ほんと一瞬で終わったなって」。高校3年間を通して最初で最後の聖地は、初戦敗退という形で幕を閉じた。
夕暮れの甲子園はナイター照明に照らされていた。4-4の延長11回2死満塁、太田がサイン交換した広陵のエースは、のちに楽天でもチームメートになる吉川雄大投手(27)。
カウント3-1から「思いきり真ん中に投げてこい」と直球を要求した。
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