【楽天藤井聖】左腕2桁「早川じゃなくて僕が先にしたら面白いですよね」/連載59

楽天投手陣を支える藤井聖投手(27)のインタビューです。昨季までプロ3年で通算4勝でしたが、すでに自己最多となる勝利数をマーク。交流戦では12球団最多タイの3勝を挙げ、チームの初優勝に貢献しました。楽天の左腕が2ケタ勝利した例は過去にないだけに、20年ドラフト同期の早川隆久投手(25)よりも先に球団初の記録を成し遂げようとしてます。

プロ野球

◆藤井聖(ふじい・まさる)1996年(平8)10月3日生まれ、神奈川県海老名市出身。富士市立、東洋大、ENEOSを経て20年ドラフト3位で楽天に入団。22年4月28日ロッテ戦で初登板初勝利。昨季は10試合に登板し3勝0敗、防御率2・29。176センチ、80キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸1300万円。

6月6日、甲子園でヒーローインタビューを終え笑顔

6月6日、甲子園でヒーローインタビューを終え笑顔

「のらりくらり」監督評価

――すでに自己最多の勝利数を挙げた

(先発)ローテを2週飛ばされた悔しさっていうのはもちろんありましたけど、順調に来られてますし、任された場所でしっかり結果を残せてるのはいいのかなと思っています。

――6月6日阪神戦(甲子園)では自己最長の7回1/3 を投げ勝利

自信にもなりましたし、これぐらいできるっていうのもアピールできたかなと思います。

――高校時代に立てなかった甲子園で好投した

ヒットも出たんで、もう素直にうれしかったです。

――今江監督は「のらりくらりと抑えるのが藤井の魅力」と表現する

でも、あながち間違ってないというか。僕ものらりくらり、なんとか抑えられてるなと。ピンチになっても前みたいに動揺せず、バッター1人1人と勝負した結果として最少失点で抑えられてますし、粘り切れてるのかなと思います。

23年7月3日付東北最終版

23年7月3日付東北最終版

「点を取られたらどうしよう」払拭

――以前はピンチで動揺していたとは

「点を取られたらどうしよう」みたいなのがずっと続いてたんですけど、昨年、1軍で少しずつ出番をもらえるようになり、1点取られても次の点を取られなければ、おのずといい結果につながるんだとやっと気づけたというか。

――社会人野球は1試合に占めるウエートが大きい

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