【阪神・佐藤輝明】近くて遠い聖地「目標はありませんでした。夢すぎて」/連載7

阪神甲子園球場が24年8月1日、開場100周年を迎える。野球人にとって、聖地はどのような舞台だったのでしょうか。「8・1甲子園100周年~甲子園と野球と私~」と題して、聖地にゆかりのある12球団の選手、関係者に12回連載で語ってもらいました。7回目は阪神佐藤輝明内野手(25)。

プロ野球

◆佐藤輝明(さとう・てるあき)1999年(平11)3月13日生まれ、兵庫・西宮市出身。甲東小1年から甲東ブルーサンダースで軟式野球を始め、6年ではタイガースジュニアに参加。甲陵中では軟式野球部。仁川学院では通算20本塁打で甲子園出場はなし。近大を経て、20年ドラフトで巨人とソフトバンク、オリックスと4球団競合の末、阪神から1位指名を受け入団。左打者では史上初となる新人から3年連続20本塁打。23年は打率2割6分3厘、24本塁打、自己最多の92打点。187センチ、96キロ。右投げ左打ち。

かつて自身も所属した、阪神タイガースジュニアを激励

かつて自身も所属した、阪神タイガースジュニアを激励

西宮市育ち「友だちと野球を見に行く場所」

甲子園は近くて遠い場所だった。阪神佐藤輝は甲子園のお膝元、兵庫・西宮市で育った。甲東小、甲陵中、仁川学院。小学校から高校まで市内の学校に通った。

近くにありすぎて「小さい時から、甲子園に対する憧れとかは、正直なかったんですよね」と振り返る。

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