【一挙公開!】虎戦士74人が七夕の短冊にしたためた願いと、そのココロ/連載66

阪神ナインの「七夕の願い事」に注目しました。7月5日からのDeNA3連戦(甲子園)は「夏のこどもまつり」として開催され、大型ビジョンで選手の願い事が紹介されました。7月7日「七夕」の日は劇的な逆転サヨナラ勝利。大山悠輔内野手(29)、佐藤輝明内野手(25)の主軸コンビを中心に、熱く、個性的な? 「7・7」に込めた思いを聞きました。

プロ野球

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★大山悠輔内野手(29)★

【タイガースの全員が無事にシーズンを終えることができますように】

大山は短冊に〝みんな〟の願いを書いた。

主語は「全員」。

いつでもチームのことを思う男らしい願いが、そこには込められている。

「今もけが人とかはいますけど、最後、本当に(シーズンが)終わった時に納得して全員が全員終われるわけではないですけど…」と前置きした上で、言葉に力を込める。

「でも『あの時にこれをしておけばよかったな』とか、そういったやり残しであったり、ちょっとでもそういう悔いが残らないように、という意味を込めて書いたので。なかなか全員の思い通りは難しいですけど、少しでもそれに近づいてくれればなと思っています」

自分ではなく仲間のことを最優先に考えたからこその願いだ。

プロ8年目。

「もうやっぱり自分だけじゃないので。立場的にもチーム全員が、と考えて、それをやらないといけないので」

29歳は常にチーム全体のことを見渡している。

短冊の願いから、4番の覚悟と仲間への思いが垣間見えた。

★佐藤輝明内野手(25)★

【サヨナラホームランを打てますように!!】

3シーズン前のことだ。

21年9月4日の巨人戦(甲子園)。

チームは9回裏、2―3で負けていた。

ここで当時6番に座っていた大山が、ビエイラから劇的な逆転サヨナラ2ラン。

これを誰よりも近くで目撃していたのが、次打者席で待機していた佐藤輝だった。

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