【ロッテ西野勇士】「キングダム」「ゴールデンカムイ」頭回転系漫画で英気/連載78

ロッテ西野勇士投手(33)が、前半戦の自身の投球や勝負の後半戦に向けての思いを、たっぷりと語ってくれました。前半戦は7勝(5敗)をマークし、ソフトバンクを追いかけるチームを支えてきました。リフレッシュ方法や趣味など、長いシーズンを乗り切るルーティーンとは? ピッチングへのこだわりが随所に詰まった考えを聞きました。

プロ野球

◆西野勇士(にしの・ゆうじ)1991年(平3)3月6日、富山県生まれ。新湊では3年夏の県大会決勝で高岡商に敗れ甲子園出場ならず。08年育成ドラフト5位でロッテ入団。12年オフに支配下選手登録された。14年から2年連続シーズン30セーブ以上。23年は先発を務めて8勝(5敗)を挙げた。14年日米野球で日本代表入り。昨季までプロ通算288試合に登板し、29勝29敗88セーブ、防御率3・02。今季は前半戦終了時点で7勝5敗、防御率3・40。183センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸8500万円。

気合が入った前半戦最終登板

気合が入った前半戦最終登板

「すごい大事なところの1発目」

――前半戦最終登板になった7月15日のソフトバンク戦(7回3失点で勝利)では「気合が入っていた」と

(日数)開けてまでそこに当てたっていう、ソフトバンクの1戦目に合わせたってことは、すごい大事なところの1発目にしっかり投げてほしいっていうことなのかなって、自己解釈ですけど。

その気持ちもあって、任せられたというか、そういう感じがしたんで、そういう意味で差を広げられたらいけない状況というか、どれだけゲーム差縮めて前半戦終われるかっていうところの大事な最後の3試合だと思う。そういう意味で託されたと僕は感じ取った。

――珍しく感情を出してるようだった

そうですね。ほんとに空回りしてたっていう感じですよね。良くない方向で気持ちが入りすぎて、自分の思ったように球をあんまり投げられてなくて。

どちらかというと「抑えてやる」とかじゃなくて、自分ですごいイライラしてた感じですね、最初の方は。

7月15日、ソフトバンク今宮に先制適時打を浴び渋い表情

7月15日、ソフトバンク今宮に先制適時打を浴び渋い表情

「イライラ、わあって…今宮に打たれた」

――そういうピッチングになった時のアンガーマネジメントは

アンガーマネジメントうまくいってないから、今宮にタイムリー打たれたんですけど…(苦笑い)。

なんかイライラして、わあってなって、フォアボール出して、初球バンって打たれた。でも、僕はやっぱり冷静になることの大切さはすごく感じるんで。うわってなって、この初球気を付けようって思って今宮に打たれたんですけど、イライラしてるから。

1回マウンドでも落ち着いて冷静になるっていう。イライラしてうまくいかないときでもとにかく僕のモットー的には、ゲームつくるのが一番なんで。

とにかく失点を少なく、ゲームを相手に持っていかれないようにする。一番最初に、ゲームをする上での目標。冷静になる、常に。どんなにイライラしてもこのバッターが終わったら、次は絶対冷静になると思ってやってます。

――深呼吸したりとか

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