【ヤクルト原樹理】悩める奥川に「とにかく来い」会わせた2人の大リーガー/連載83
上半身のコンディション不良で昨季から2軍調整を続けているヤクルト原樹理投手(31)が、埼玉・戸田球場で近況を明かしました。9年目を迎えた今季は、5月末に中継ぎへ配置転換されて登板を続けています。話題は同郷の橋本星哉捕手(23)や、リハビリで長い時間をともに過ごした奥川恭伸投手(23)にまで及びました。悩める奥川に会わせたかった2人の大リーガーとは―?
プロ野球
◆原樹理(はら・じゅり)1993年(平5)7月19日、兵庫・加古川市生まれ。小1で野球を始め、中部中で軟式野球部所属し、3年時に県3位。東洋大姫路で1年夏からベンチ入り。3年夏にはエースとして甲子園8強。東洋大では4年春に10試合で8勝1敗、防御率0・69で2部最優秀投手。15年ドラフト1位でヤクルト入団。父敏行さんは声楽家。「響きを大事にしている」と長男は玲奈(れいな)さん、次男は理恵(ちさと)さんと命名。樹理は三男。「理性が幹のように生い茂っているような子に」という願いが込められているという。プロ通算117試合に登板し、27勝43敗、防御率4・18。23年はプロ入り後初めて1軍登板なし。180センチ、79キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸3000万円。
――最近はどんなテーマで取り組んでいますか
最近ですか。とにかく自分の、何て言うんですか、現状をさらによくできるように。もう毎日必死に練習するしかないなと思って取り組んでますね。
――自分の現在地をどう分析している
真っすぐももっといってほしいですし。一番はそこですかね。
――昨年コンディション不良になる前と球威や感覚は違う
やっぱそうっすね。満足に練習できるなっていうふうになったのが今年の夏ぐらいからですかね。
――思いきり投げられるようになった
1カ月、2カ月前ぐらいから、腕を振る力加減もなくなりました。前は練習の中でも、制限したりとかあったすけど。今はそういうことなく、よくなるために反復練習で投げたりとかもできるようになって。キャッチボールして、投内連係して、今日みたいに投内連係が終わってからもう1回キャッチボールして、みたいな。その辺ができるようになってきてはいますね。
――ケアは続けながら投げている
言い方が難しいですけど、ケアも減りましたよね。前はもう、とにかく一にも二にもケアをして、回復させるのを優先して、みたいな。
――回復に時間を割かれていたのが次のことを考えられるようになった
そうっすね。
――シーズン途中に先発から中継ぎになって、調整は難しくなかった?
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