【オリ川瀬堅斗】5人兄弟の末っ子が大事故を経て実現した兄弟対決/連載73

5人兄弟の五男坊です―。オリックス川瀬堅斗投手(22)にとって、今シーズンは大きな1年でした。育成契約4年目で支配下選手登録をゲット。さらにソフトバンク所属の兄・晃(ひかる)内野手(27)との兄弟対決も実現させました。大分出身、男ばかり5人兄弟の末っ子という右腕。中3で大事故を経験し、生きていることに感謝ながら、将来のエース目指して奮闘中です。

プロ野球

◆川瀬堅斗(かわせ・けんと)2002年(平14)6月18日生まれ。大分市出身。賀来ヤンキースで野球を始める。湯布院ボーイズから大分商に進み、1年夏からベンチ入り。同秋からエース。3年夏の甲子園交流試合では花咲徳栄(埼玉)に敗戦。20年育成ドラフト1位でオリックス入団。183センチ、86キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は500万円。

「マモさんにも言われました」

西武戦の12回裏、7番手で登板し力投する川瀬堅斗=2024年8月22日

西武戦の12回裏、7番手で登板し力投する川瀬堅斗=2024年8月22日

―今年はどんな1年

びっくりと、まだまだやれるなという思いが強くなった1年でした。

―びっくりは支配下登録。期限ぎりぎりの7月末だった

なる感じもしなかったし、いきなりのサプライズ的な感じだったので、マジでびっくりしました。

―8月初旬に1軍登録。11日ロッテ戦で3回1失点。2軍との違いをどう感じた

まず球場も違いますし、応援も違った。すべてが今まで経験したことがない感じだった。でも意外と緊張もなかったし、そこは気にせず普通に投げられた。試合は試合って感じで。応援とか雰囲気とかはあんまり気にせず、堂々と投げられました。

―9月下旬までオール中継ぎで8試合登板。0勝1敗、防御率3・48だった。投球での収穫は

7試合目までは(防御率)0点台だったので。そこは良かった。今まで球速を上げたいと思ってましたけど、もうこだわってやる必要がないと思ってます。球が速いにこしたことはないですけど、一番はコントロール。マモさん(岸田新監督、当時は投手コーチ)にも、(投手コーチの)厚沢さんにも言われました。そもそも僕は剛速球ピッチャーじゃないから。「1回、コントロールというところを見直して、やっていった方が良いんじゃないか」とはずっと言われていたので。

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