【虎番秘話】手術明けからの卒業「プロである以上…」才木浩人の変化/連載〈2〉

岡田阪神から藤川阪神へ―。日刊スポーツでは阪神担当記者がシーズン中に書き切れなかった話題をつづる「虎番リポート特別版」を連載します。第2回は波部俊之介記者が才木浩人投手(26)の今季を振り返ります。トミー・ジョン手術から復帰して3年目。飛躍の裏にある心境の変化や、来季への期待を記します。

プロ野球

◆才木浩人(さいき・ひろと)1998年(平10)11月7日生まれ、兵庫県出身。須磨翔風では甲子園出場なし。16年ドラフト3位。2年目の18年は5月27日巨人戦(甲子園)で初勝利など6勝。20年11月に右肘の内側側副靱帯(じんたい)再建術を受け、21年から育成契約。22年5月6日に支配下に復帰。昨季は19試合に登板し、8勝5敗1ホールド、防御率1・82でリーグ優勝に貢献。今季は25試合で13勝3敗、防御率1・83。189センチ、88キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は5000万円。

生まれた新たな感情

外野でランニングする才木浩人=2024年8月26日

外野でランニングする才木浩人=2024年8月26日

24年1月1日―。

才木の正月は半日だけだった。

前日の大みそかはトレーニングを終えてからの帰省した。

年越しそばやおせち、初詣…。

つかの間の恒例行事を済ませると再び自宅に戻り、練習を再開した。

「別に休みたいとは思わないですけどね。自分のやりたいことや、なりたいところを考えてやっている。だから時間が足りない」

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