【楽天泰勝利】島の連合チームから手術経てプロ1軍「勝利」を/連載158

来季で4年目を迎える楽天泰勝利投手(21)のインタビューです。

昨季までチームメートだったパドレス松井裕樹投手(29)に憧れる、奄美大島出身の若きサウスポー。昨年3月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、長期間に及ぶリハビリを乗り越えて今年9月に実戦復帰を果たしました。

シーズン通した活躍が期待される“離島の星”は、1軍デビューを通過点にマウンドで存在感を放つことを目指します。

プロ野球

◆泰勝利(たい・かつとし)2003年(平15)11月11日生まれ、鹿児島県大島郡瀬戸内町出身。小学2年時に瀬戸内ファイターズで野球を始め、阿木名中、神村学園を経て21年ドラフト4位で楽天入団。ここまで1軍登板なし。172センチ、82キロ。左投げ右打ち。

昨年3月トミー・ジョン手術

―昨年3月にトミー・ジョン手術を受け、今季終盤に実戦復帰。この1年を振り返って

手術も初めてでしたし、復帰までの目安が1年半ということで、ここまで野球ができない期間が今までなかったので、どうすればケガをしないかとかをいろいろ考えたり、いろんな方に聞いたり、学ぶ時間が多かった1年ですかね。

―手術する不安や今まで通り投げられるかなという気持ちは

手術するとなった時は不安はなかったんですけど、リハビリ中は痛みが全然消えなくて…。

だいぶ投げられるようになってから、これ戻るんかなっていう心配はあったっすね。

―手術後、痛みと付き合ってきた感じか

そうですね。手術して1年たったぐらいまでは、まだ全然痛かったです。

22年オフ楽天ファン感謝祭のルーキーパフォーマンスで踊る、左から前田、宮森、吉野、吉川、安田、泰、松井友、西垣

22年オフ楽天ファン感謝祭のルーキーパフォーマンスで踊る、左から前田、宮森、吉野、吉川、安田、泰、松井友、西垣

今年9月「盛り上がって」復帰登板

―9月10日のイースタン・リーグ、オイシックス戦で復帰登板

久々に審判もバッターもいてというところで投げられたんで、気持ち的にはだいぶ自分の中で盛り上がってて。

でも、ちょっと不安もあるというか、練習の時よりも出力、スピードを出すことになるんで、そこで「また肘がおかしくならないかな」っていう不安もあったっすね。

―無事に登板でき、ひと安心だったか

そうですね。やっと復帰できたっていう感じだったっすね。

-ルーティンや体のケアで大切にしていることは

練習が始まる前に呼吸を整えて、無駄な力を入れないようにというのはやってますね。

あとは肘周りのストレッチとかは細かくやってますね。

―呼吸を整えるとは

5秒吐いて、5秒止めて、5秒吸ってみたいに、自主トレ先で教わったやつなんですけど、リラックスした状態から練習スタートみたいな感じですね。

神村学園・泰を視察するプロのスカウト陣

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間違えて来た新聞が野球きっかけ

―野球を始めたきっかけは

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