【ヤクルト・近藤弘樹】マック仕込みスマイルで楽天裏方へ/さよならプロ野球〈4〉

「引退」。プロ野球選手のだれもが迎える大きな決断の時は、新たな人生のスタートでもあります。オフ恒例の大河企画「さよならプロ野球」で、今季限りで現役のユニホームに別れを告げた男たちのリスタートにスポットを当てます。24年の第4弾は、ヤクルト近藤弘樹投手(29)。 

プロ野球

◆近藤弘樹(こんどう・ひろき)1995年(平7)6月27日、広島市生まれ。安佐北―岡山商大を経て、17年ドラフト1位で楽天入団。18年6月6日巨人戦で初登板。20年オフに戦力外となり、ヤクルトと育成契約。21年3月に支配下復帰。同年は自己最多の22試合に投げて11ホールドも、5月に右肩の肉離れで離脱。22年オフから再び育成契約に。186センチ、103キロ。右投げ右打ち。

一般入試で岡山商大へ

岡山商大時代は野球とバイトに明け暮れた

岡山商大時代は野球とバイトに明け暮れた

ティロリ、ティロリ。誰もが耳にしたことのある、特徴的な機械音。野球選手の中で、人一倍浴びてきた自負がある。岡山駅から車で約20分。県道162号に面した場所に、マクドナルド岡山野田店はある。かつてのドラフト1位右腕の職場。近藤は、今季限りでヤクルトを戦力外となり、現役引退を決断した。

広島・安佐北高出身。推薦に挙がる選手ではなかった。一般入試で岡山商大へ。親元を離れ、1人暮らしがスタート。先輩の紹介で、マクドナルドのアルバイトに出合った。

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岐阜県・羽島郡出身。2浪1留の親不孝者。青学大から13年入社。
野球部でアマチュア、巨人、ヤクルト、楽天、DeNA、巨人を歴任。一番の思い出は、19年の台湾出張。痔が悪化し、現地ホテルで試合観戦。異国の地で、購入したボラギノールは忘れられない。
20年からスポーツ部に異動し、サッカー担当に。23年秋から野球部に復帰。好きなものは、優しいウォシュレット。嫌いなものは、硬い椅子。