【楽天・高田孝一】早川ら同期3人へ「悔しいけど頑張って」/さよならプロ野球〈5〉

「引退」。プロ野球選手のだれもが迎える大きな決断の時は、新たな人生のスタートでもあります。オフ恒例の大河企画「さよならプロ野球」で、今季限りで現役のユニホームに別れを告げた男たちのリスタートにスポットを当てます。24年の第5弾は、楽天高田孝一投手(26)。

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◆高田孝一(たかだ・こういち)1998年(平10)6月3日生まれ、神奈川県綾瀬市出身。平塚学園、法大を経て20年ドラフト2位で楽天入団。21年6月26日ソフトバンク戦で初登板。今季は5試合で0勝1敗、防御率6・97。通算成績は17試合で0勝1敗、防御率4・36。183センチ、91キロ。右投げ右打ち。

2段モーション変更から感覚に狂い

真っすぐに生きた野球人生だった。楽天を戦力外となった高田は、今季限りでの現役引退を決断した。通算17試合で投じた球数は598球。「苦しいことや大変なことの方が多かったんですけど、自分の中ではやりきったというか、悔いはない4年間でしたね」。未勝利でユニホームを脱ぐが、自らのプロ生活に胸を張った。

最速156キロを誇る剛腕として名をはせ、法大から20年ドラフト2位で入団した。だが、東京6大学リーグで打者をねじ伏せてきた自慢の直球は影を潜めた。左足を上げて静止するフォームが特徴的だったが、1年目の春季キャンプでブルペン投球をした際に、審判からボークになる可能性などを指摘されて2段モーションに変更。そこからスピードを出す感覚に狂いが生じるようになった。

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